SUPER JUNIORのMV紹介(2014〜2018)

先日のSMT*1でSuper Juniorがめちゃくちゃ格好よくて最強に面白くてステージセンスが天才的だったことからすじゅ熱が再燃しており、かつTLでもすじゅ気になるという方が増えているようなのですごく嬉しくて、入り口のひとつとしてとりあえずMVのプレゼンでもしたいな〜と思ったんだけど、言いたいことが多すぎて50ツイートぐらい費やしそうだったのでブログを作ることにしました。

わたしがハマったのが2015年で、どうしても最近の作品のほうがリアタイした分語れることが多いので、2014年以降のやつに集中して推します。すじゅは歴史が長いからとりあえずとっかかりとして今のすじゅを知って、それから遡ればいいと思う。

あと当方ドンへ推しのウネ(ヘウン)*2信者でウンシヘ*3シッパーかつシヘ*4愛好者なのでその辺よろしくお願いします。意味分かんないひとは気にしなくていいです。

 

Devil(2015)

まずはこれ。というかこれ推したさにMV紹介を始めた。

Devilは軽妙で小洒落ててキメすぎない、「抜け」のある格好良さが彼ららしくてすじゅの魅力大爆発なんだけど、個人的にはすじゅにハマって最初のカムバ、かつ推しの兵役前最後のカムバであったので、感情がぐちゃぐちゃになって一時期聴くたびに泣いていた。この明るさがかえって切なくて。

それはともかく、このパフォーマンスバージョンが今見返しても圧倒的に良い。当初は推しがグラサン+ツンツン頭なことが軽くショックだったけど、もはやそんな些細なことはどうでもいい。というかそれすらなんだか楽しいし、可笑しいし、軽妙洒脱で格好いい。

パッと見ても分かるように踊りが全然揃わなくて、ちゃんと踊ってない人も、逆にバキバキに踊ってる人も、自己流にアレンジしまくって周りと全然違う動きをしている人もいてハチャメチャなんだけど、それが良い。彼らは個性を持った一人一人の集まりで、その個性を尊重しながらやってきたからこそ、こうして各自が好きに動いてもちゃんとひとつのフレームの中でまとまるのだという信頼、説得力がすごい。よく見たらみんな笑ってるし、振り付けにはちょっと可笑しみがあるし、途中で宴会芸が挟まれるし、とにかく全員が楽しそうにわいわいがやがやパフォーマンスしている。自由。これがスーパージュニアだ。

ちなみにこのMVは当初ヒチョルが盛大に振り付けを間違っているバージョンがアップされ、すぐに下げられて再編集版で上げ直されたという経緯があって、そういうところまですじゅらしいなと思う。ファンはみんな大笑いしていた(すき)。

 

MAMACITA(2014)

西部劇風のドラマ仕立て。ドラマ風MVの楽しみは何といってもファンが妄想と二次創作で補完することにあると思うんだけど、ちゃんと二次創作しやすいように(?)うねちゃんに接点を作ってくれていたので公式への信頼度が増す。ストーリーはドラマver(SUPER JUNIOR 슈퍼주니어 'MAMACITA (아야야)' MV Drama Ver. - YouTube)を見て初めて全貌が理解できる仕様なんだけど、こっちは各メンバーのキャラとか立ち位置を把握してから見たほうが面白いかも。あの人とこの人が仲間なんだとか、やはりあの人には裏の顔が…とかが分かって楽しい。

この曲のいいところは、なんといってもシウォンさんがたいそう輝いているところ。このコテコテに作り込まれた世界観にシウォンさんの濃さがバチッとハマりこんでいて、くどいくらいの表情演技がこの曲だとちょうどいい。シウォンのセンターがこんなにハマる曲はないのではないかというくらいハマってる。音楽番組のパフォーマンスでもド頭とエンディングのシウォンさんのキメ顔が大好きでめっちゃ注目してしまう。

あとこのときイェソン兄さんが兵役中でキュヒョンがメインボーカルなんだけど、改めて聴くとこの曲はキュヒョンの低く安定した声質に合っているんだね。シンドンの「Just close your lips / Shut your tongue」も好き。シンドンゆっくり休んでまた戻ってきてください。

あとはまぁ何が良いって、ドンへの頭が青いところ。どんへくんって意外とトンキチな髪色しないんだけどこの青髪はめちゃくちゃ似合っていて、二次元もかくやという美しさでとびきり愛していて一時期画像を集めまくって「青髪どんへ」フォルダを作っていた。その青髪いどんへによる「まーるまーるまーる」パートが好きすぎて、音楽番組でこの部分のカメラワークがキマッていないとキレる。一時期YouTubeに上がってるMAMACITAパフォーマンス映像のうちどれがカメラキマッててどれがキマッてないか完璧に把握してたんだけど、今は忘れちゃったな。つらい。

なおMAMACITAのアルバム7集は収録曲も良くて、いどんへ作詞作曲のShirtとかほんと神なんだけどShirtはパフォーマンスも最高に良いんですよ!敬礼ポーズはちょっと勘弁してほしいんだけど、楽しそうに格好つけながらもはしゃいでる感じがSJの魅力が出ていて好き。好きすぎて音楽番組の全パフォーマンスをチェックしたんだけど、中でも人気歌謡↓


[슈퍼주니어(Super Junior)] Shirt @인기가요 Inkigayo 140831

が、青髪いどんへと薄紫髪ヒョクちゃんと刈り上げシウォンのコントラストが素晴らしすぎる上に冒頭でどんへくんと肩組んでお喋りしてたヒョクちゃんが数秒後にはシウォンと見つめ合ってて巻き戻し必至だし、1:32のシウォンさんのキメカットが謎にどエロすぎて大好きなのでShirtを推すときはいつもこれを貼るようにしている。白シャツだし←重要。ちなみに全パフォーマンスをチェックした感想としては、どんへくんが振付でシウォンさんのお尻を叩くところをどの放送局も抜いてくれてなかったんですよね、確か…。一体どういうことなのかな。えろすぎて外したのかな。

 

MVの紹介だと言ったな???

 

Lo Siento(2018)

最近のやつ。これの良さはすじゅメンが女に抱かれまくるところです。

一人の女性をメンバーが取り合うとかもういい加減ナシだよねって感じだしそもそもメンズアイドルのMVに「女」を出すことの意味から考えたいっていうか、誰が幸せになるの?って思っちゃうんだけどそんな中でこのMVではすじゅメンがいる時空を歪ませることで「女を取り合う」もしくは「共有する」という概念を排除し、かつメンバーを完全に抱かれる側に置くことでホモソーシャル仕草を回避しようという試行錯誤が垣間見える(気がする)。このバランスはコラボ相手のレスリー・グレースのオーラに依るところも大きい。

特に中盤に出てくるウンシヘが順繰りに抱かれに向かうくだりがやばい。三人の抱かれっぷりが見事すぎて、わたしもバーで目が合ったチェシウォンをお持ち帰りしたいし、イドンヘを寝室に引き込みたいし、イヒョクチェにのしかかりたい!という内なるエキストラ・アジョシ*5ならぬエキストラ・レディが大暴れしちゃう。あとヒョクちゃんと寝た女をどんへくんがじっと見下ろすシーンの不穏さがちょっともうやばい、自分の心に湧き上がる嫉妬心の正体をコイントスで見極めようとして引き返すいどんへ、ドラマチックヘウンすぎて燃えない?そんなストーリーではない…なんてことはないはずだから黙って見てくれ。各自存在する時空が歪んでるとか言ったな?それはそれ、これはこれ。

 

ところでLo Sientoに続けてOne More Timeというラテンナンバーを出したんだけど、このラテンシリーズに関してはOne More TimeよりカップリングのAnimalsの方が好きだ…ということにSS7日本公演のブルーレイを観て気がついた。Animalsの何が良いって、推しがめっちゃ輝く。

すじゅとラテン曲の相性の良さって、大人っぽさと微かに漂う哀愁にあるのかなと思うんだけど、Animalsに関しては特に「君が欲しすぎて苦しいよぉ…」という身勝手な渇望がいどんへと相性が良すぎる。感傷的に歌い上げる声も良いし、感情に任せて体をふらつかせながら踊る彼のダンスと曲が化学反応を起こしていていどんへが最高に輝いてる、そしてえろい。もっと君欲しさに身悶えてほしい。この曲は多分ライブでしか披露していないので公式でのパフォーマンス動画がないから、SS7 in Japanのソフトをぜひ観てほしいんだけど、このソフトはカメラワークがとにかくクソでフラストレーションが溜まりまくる(何故そんなに引きの画を挟むのかマジで理解不能、引き&俯瞰がやたら多い+長い、演出と動線の記録映像かと思うくらいカメラがとにかく引く、やめろ、全瞬間アイドルを映せ。)ので、いきなり買ってとは言いづらいのがつらいな~。お知り合いは声かけてくれたら持参するから鑑賞会しましょうね!

 

MVの紹介だと言ったな………??

 

THIS IS LOVE(2014)

みんな大好き長回しタイプのMV。これは曲も好きだし、メンバーの顔がハッキリじっくり映って見やすいのですじゅハマりたてという方によく推している。お洒落だ。いどんへの顔が良い。あとダンスブレイクのうねちゃんがうねちゃんすぎて、うねちゃんの運命っぷりに震える。

うねちゃんの出会い、うねちゃんがうねちゃんであり続けていること、そのすべてがこの世の奇跡であり宝石。

ところでこのMVは次の作品と合わせることで完成する。

 

Evanesce(2014)

はい完成!!

あんなにキラキラと「世界のすべてが愛だって君が教えてくれたんだ~」などと歌い上げてた空間が、こんな廃墟へと変わり果ててしまう、これぞ恋、恋!!!わたしは「始まって終わる」恋を描いた作品が大大大好物なのでこの二点セットは大大大興奮なんですよ、これだよこれ!!(落ち着いて)メンバーが代わりばんこに失われた恋を悼むんだけどその表情演技の違いとかも見比べると面白いですね、そして何と言っても!!大サビでのヒョクちゃんのカップルダンスがとてもとても美しいのですよ、頭まで真っ白に染め上げたダンサーイヒョクチェが廃墟で踊る姿はまるで美しい骸骨(?)、亡霊めいて儚くて、まさに「白昼夢(韓国語タイトル)」そのもの。ヒョクちゃんはSMが誇る最強ダンサーのひとりということをしみじみ思い知る。

そしてそこから続くいどんへの泣き芸…誰だよいどんへを最後に泣かせようって考えついたのは、ほんと天才。いどんへはとにかく絶望させたり泣かせたり何かを求めてふらふら彷徨う姿を演じさせると最高に輝く役者なんですよ。すき。

 


あとはざっといきます。

 

SWING(2014)

これはSJ本体から数名+ヘンリー(現在はSMを見限って退出)とチョウミを加えて中国活動用に構成されたSuper Junior-Mというユニットの曲なんだけど、このMVを見ると「ウルロンってほんとに流行ったんだな…」ということがよく分かる。長回し、ムービングカメラ、チカチカする照明とかすごくウルロンの遺伝子を感じるんだけど、それはそれとして結構好きで何回も見た。曲が良いしダンスもキレてる。ステージパフォーマンスでもわざわざ机出してきて踊るので楽しいんですよ。

 

One More Chance(2017)

これはMVがどうとかよりとにかく曲が良いので聴いてほしい。いどんへ作詞作曲なんだけど、たいへん感傷的で切なくて良い。

韓国語のタイトルでもありサビで繰り返されるフレーズが「このまま雨のように行ってしまわないで」というものなんだけど、このフレーズだけでもう天才的で好きって思う。雨に打たれるように恋の痛みに濡れながら、君ひとりで行ってしまわないで…と歌う。いどんへは本当に感性が豊かすぎて、何考えてるのかまるで分からなくて愛しすぎて泣けちゃう。

このときはリョウクとキュヒョンが兵役中で、その代わりにいどんへが大サビを務め上げておりその堂々たるボーカルっぷりにも心を掴まれたんだけど、キュヒョンが帰ってきて個人ペンミでこの曲歌ったときにいどんへが「この歌声を待ってた、おれのパートぜんぶお前にあげる」って言っててめちゃくちゃに泣いた。

 

ここまで思いつく順に書いてきて、これ推さねぇのかって感じになってきたので最後に推します。

Black Suit(2017)

これは推しが兵役から帰って(帰ってきたんだよなぁ〜帰還から2年経ったけど未だに無事に帰ってきてくれてまたステージに立ってくれて本当によかったなぁ〜と思う)初の、グループとしても2年ぶりのカムバでめちゃくちゃ気合いが入っていた。MVが出たとき本当に感激して、TLで推しまくったら色んなひとが見てくれてとても嬉しかったな。うねちゃんのビジュアルがもう完璧に仕上がりまくっていて最高、というかみんなビジュアルを最高潮に仕上げてきていて好き。このMVはイェソン兄さんが光ってると思う、世界観への没入度が高い。ちなみに「一人ずつ好きに踊れ」というミッションを課せられた撮影ビハインド↓

でも、兄さんは一人完全に曲に入り込んでいた。ちなみにこのビハインドは各人の個性が出ていてとても好き。フリースタイルで踊りゃいいだけなのにしょっぱなのシンドンのハジけた笑顔を皮切りに「誰がより面白くやれるか」を競い出すお兄さんたちやっぱすーぱーじゅにあだなと思って笑っちゃうし、特に推しがなぁ~その争いから一抜けすることでかえって完全勝利を収めており、めちゃくちゃに格好いいんだなぁ~~~是非見てね。

*1:SM TOWNというSMエンタのアーティストが一堂に会するコンサートの略。2019年は8月3〜5日に開催

*2:ドンへとウニョクです

*3:ドンへとウニョクとシウォンです

*4:ドンへとシウォンです

*5:「モブおじさん」が韓国ではこう訳されているらしい